語り継ぐこころ/日本おとぎ噺・江戸小咄・古典落語・笑いの匠たち

日本おとぎ噺・江戸小咄、古典落語・笑いの匠たちのダイジェスト版と挿絵です。たまに、私の与太話が入ります。 文も挿絵もChatGPTが作っています。   よかったら ★nice! をポチット押してね。

2026年6月のブログ記事

  • 39.日本おとぎ噺 「風の神とこども」

    むかしむかし、ある山里に元気な男の子が住んでいました。風が強い日でも外を駆けまわるのが大好きで、風の音に耳をすませては、「風の神さま、もっと吹いてくれ!」と呼びかけていました。村の人々は「風の神さまは気まぐれじゃ。あまり挑発すると怒らせるぞ」と心配しましたが、男の子は笑って気にしませんでした。 あ... 続きをみる

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  • 17.『江戸小咄』「下女(げじょ)」

    ある長屋の商家に、まじめで口数の少ない下女・お春(おはる)がいた。若いながらも気立てがよく、掃除洗濯に炊事と、主の家に尽くして働いていた。だが密かに思うことがあった。――「一度でいいから、少しはおしゃれをして、お店の表を歩いてみたい……」と。 ある日、奥様が外出中にふと... 続きをみる

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  • 38.日本おとぎ噺 「一休さん(いっきゅうさん)」

    昔、京都のとある寺に、一風変わった小坊主がいました。その名は一休(いっきゅう)。賢く、いたずら好きで、何よりも「理屈より心」を大切にする少年でした。ある日、寺の和尚が「この橋は渡るべからず」と札を立てた橋を見物に出かけます。見張り役の坊主たちは、誰も橋を渡れないように警戒していました。 そこへ現れ... 続きをみる

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  • 16.『古典落語』「明烏(あけがらす)」

    品行方正を絵に描いたような若旦那・時次郎。年は二十そこそこ、髷も初々しく、母のいいつけを守ってお寺通いと学問三昧。遊びの「ゆ」の字も知らぬ堅物ぶり。町の者たちは「このままでは男が腐る」と心配し、馴染みの遊び人・源兵衛と田之助が一計を案じる。無垢な若旦那を花街に連れ出して、“男の世界&r... 続きをみる

  • 「私の与太話」「沖縄慰霊の日」

    6月23日は沖縄慰霊の日。沖縄戦の組織的戦闘が終わったとされる日で、沖縄では戦没者を悼む大切な日である。あの戦は、ただの地方戦ではなく、本土決戦を前にした最後の防波堤のように扱われた。 日本軍は、沖縄で米軍の力をそぎ、本土で逆転するつもりだったのだろう。だが、その作戦の中に、沖縄の人々の暮らしや命... 続きをみる

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  • 37.日本おとぎ噺 「鉢かつぎ姫(はちかつぎひめ)」

    昔、ある国に美しく優しい姫が生まれましたが、幼くして母親を亡くしてしまいます。母は死ぬ間際に、姫の身を守るために「誰にもこの鉢を外してはならぬ」と言い残して、姫の頭に鉢をすっぽりと被せました。それ以来、姫は「鉢かつぎ姫」と呼ばれるようになりました。 成長した姫は、鉢をかぶったままでも心の美しさがに... 続きをみる

  • 16.『江戸小咄』「医案(いあん)」

    長屋の裏手に住む与太郎、ある朝から腹が痛いと顔をしかめる。隣のご隠居が心配して見舞うと、「昨夜の豆腐が悪かったのかも」と与太郎。だが様子がどこか芝居がかっている。ご隠居、「お前、医者にかかったことはあるかい?」と問うと、「へぇ、なしでさぁ。医者は高ぇし、薬も苦ぇし」と苦笑い。 だが、痛みが引かぬと... 続きをみる

  • 36.日本おとぎ噺 「しょじょ寺の狸ばやし」

    むかしむかし、武蔵の国に「しょうじょじ(証城寺)」という古いお寺がありました。ある秋の夜、和尚(おしょう)さんが一人、本堂で晩酌を楽しんでいました。夜も更け、虫の音が響く中、和尚はふと思いつき、「こんな夜に狸が踊りに来るという話があるが、どうせ迷信だろう」と笑って一人言をこぼしました。 そのとき、... 続きをみる

  • 『粋の極み ・笑いの匠たち』13~15

    13.古今亭今輔(ここんていいますけ)「6代目」 生年月日昭和45年(1970年)7月30日 没年月日 ご存命 2026年6月21日現在:満55歳 六代目 古今亭今輔(本名:水口直樹)は、昭和45年(1970年)7月30日生まれ、群馬県富岡市出身の落語家です。東海大学工学部卒業後、平成6年(199... 続きをみる

  • (5.)「私の与太話」「ロープウエイ」

    山の上からロープウェイを眺めていた私は、ふと疑問に思いました。 「こんな太くて重いロープ、いったい最初にどうやって向こう側へ渡したんだろう?」 谷をまたぐロープウェイも、急斜面を登るケーブルカーも、最初から太い鋼索が空中に浮いていたはずはありません。まるで空中に橋を架けるような仕事です。子どもの頃... 続きをみる

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  • 35.日本おとぎ噺 「養老の滝(ようろうのたき)」

    むかし、美濃の国(現在の岐阜県)に、親思いの若者が住んでいた。父は病で寝たきりとなり、働けなくなっていたが、息子は文句も言わず、山で薪をとり、貧しいながらも二人で慎ましく暮らしていた。 ある日、息子はいつものように山へ入ると、森の奥から不思議な香りがただよってきた。不思議に思って近づくと、岩の間か... 続きをみる

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  • 15.『古典落語』「子別れ(こわかれ)」

    八五郎は、酒に溺れては家に金も入れず、博打と喧嘩に明け暮れる日々。ついには堪忍袋の緒が切れた女房、おたかが三行半を突きつけ、幼い息子・亀吉を連れて実家へ帰ってしまう。「出てけ!」と言われたときの八っつぁんの負け惜しみと空元気、しかしその実、胸の奥ではポッカリと大きな穴が開いたような淋しさを感じてい... 続きをみる

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  • 「私の与太話」「約束」

    「約束はした。でも、約束を守る約束はしていない。」 私はニュースを見ながら首をかしげた。 トランプ氏はこれまで「終わりのない戦争を終わらせる」「新しい戦争は始めない」と何度も語ってきたはずだ。ところが最近は「私は戦争をしないと約束したことはない」と言う。どうやら政治の世界では、言葉にも賞味期限があ... 続きをみる

  • 34.日本おとぎ噺 「ちょうふく山の山んば」

    昔、ちょうふく山のふもとの村に、あるおばあさんが住んでいました。ある日、町へ織った布を売りに行こうと山道を越えていると、山の途中で突然天気が悪くなり、雷雨に見舞われます。困ったおばあさんが雨宿りできる場所を探していると、奥深い林の中に一軒の古びた家を見つけます。そこで「もしや…&he... 続きをみる

  • 15.『江戸小咄』「蜜柑(みかん)」

    ある冬の日のこと。貧しい長屋に住む八五郎(はちごろう)、体調を崩した幼い娘のために何か滋養のあるものをと、町中を歩き回る。寒空の下、売り声が聞こえてきた。「みかん、みかん〜」と威勢のいい声。娘が蜜柑を食べたがっていたのを思い出し、懐の小銭を握りしめて、八百屋の露店に立ち寄る。 だが、手持ちの銭では... 続きをみる

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  • 「私の与太話」「おにぎり」

    先日、コンビニに立ち寄っておにぎりの棚を見た私は思わず目を疑った。梅も鮭もツナも、気がつけば一個二百円近い。海苔が高いのか、米が高いのか、それとも具が高いのか。テレビでも「おにぎり高騰」の話題を取り上げていたが、昔は子どものおやつだったおにぎりが、今や高級食材の仲間入りをしたように見えた。 そうい... 続きをみる

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  • 33.日本おとぎ噺 「猿地蔵(さるじぞう)」

    昔、貧しいが心の優しいおじいさんと、おばあさんが山里に住んでいました。ある冬の日、おじいさんは山へ薪を取りに行きましたが、大雪で道に迷ってしまいます。寒さに震えていると、ふと目の前に古びた地蔵さまが現れました。おじいさんはその地蔵に「助けてください」と手を合わせ、しばらくそばに座って雪をしのぎまし... 続きをみる

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  • 14.『古典落語』「藪入り(やぶいり)」

    江戸の町に、盆と正月だけ奉公人が休みをもらって実家に帰る「藪入り」の風習あり。ある長屋、堅気な職人の父親と、口数の少ない母親のもとへ、久々に一人息子・亀吉が帰ってくる。町の連中も「亀坊が帰ってくる日か」と噂するほど、親の喜びようはひとしおで、前の晩から母親は赤飯を炊き、父親は風呂を焚いて待ちわびて... 続きをみる

  • ②.「私の与太話」の「高市さん」

    テレビを見ておりますと、高市さんはなかなか人気があるそうでございます。私は首をかしげました。「なぜそんなに支持されるのだろう」。強い国、防衛力、経済成長――耳ざわりの良い言葉が並びます。しかし私は、強さばかりを求めると、どこか危うい道へ向かうのではないかと心配になるのでございます。 歴史を振り返れ... 続きをみる

  • 32.日本おとぎ噺 「力太郎(ちからたろう)」

    むかし、ある村に年老いた夫婦がいた。ふたりは貧しいながらも仲睦まじく暮らしていたが、子どもがいないのが長年の悩みだった。ある日、婆さまが垢(あか)だらけの体を洗いながら、「この垢で子ができたらいいのに」とつぶやいた。すると、その垢から人の形をした赤ん坊が現れた。「おお、こりゃ力太郎じゃ!」と名づけ... 続きをみる

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  • 14.『江戸小咄』「剣術指南所(けんじゅつしなんしょ)」

    江戸の町の裏手に、ひっそりと佇む一軒の剣術指南所があった。看板には「一刀流指南」とあり、師範の政五郎(まさごろう)は齢五十を越すが、今も竹刀の音高らかに稽古をつけていた。腕は確かと評判ながら、最近は門弟も少なく、ひとりの若者が通うのみ。町人たちは「もう時代じゃねえ」と囁くも、政五郎は黙々と日々を鍛... 続きをみる

  • 31.日本おとぎ噺 「龍の淵(りゅうのふち)」

    むかし、山奥の村に、大きな淵(ふち)がありました。村人たちは「龍の淵」と呼び、決して近づきませんでした。というのも、その淵には、龍が棲んでいるという古い言い伝えがあったからです。ある年の夏、淵のそばの田んぼで農作業をしていた若者が、ふと水面に美しい光を見つけました。それはまるで龍の鱗のように、きら... 続きをみる

  • 「私の与太話」「映画・国宝をみて」

    映画『国宝』を見た。まず最初に申し上げたいのは、主演お二人の演技に対する率直な賞賛である。芸に取り憑かれた者の執念、栄光と挫折の苦しみ、人間の業とも言うべき感情の揺れを見事に表現していた。映像も美しく、舞台場面には思わず息をのむ迫力があった。一本の映画として十分に見応えがあり、最後まで引き込まれた... 続きをみる

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  • 13.『古典落語』「のめる」

    江戸の町、酒好きで知られる八五郎が、長屋仲間に「おれは酒にめっぽう強い」と吹聴する。誰もが「八っつぁんはのめる(=呑める)」と太鼓判を押すほどの酒豪だ。ある日、ご隠居が「本当にどれだけ呑めるのか、一度試してみたいもんだねぇ」と呟いたのがきっかけで、皆の前で“のめる”実力を披... 続きをみる

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  • 30.日本おとぎ噺 「牛若丸(うしわかまる)」

    昔々、京の町の外れに、**牛若丸(うしわかまる)という美しい少年がいました。牛若丸は、亡き父の志を胸に、山深い鞍馬寺で修行の日々を送っていました。ある晩、山の杉林で剣の稽古に励んでいると、赤ら顔に長い鼻の大天狗(だいてんぐ)**が現れ、「お前に秘剣を授けよう」と告げます。こうして、牛若丸は空を飛ぶ... 続きをみる

  • 13.『江戸小咄』「御髭(おひげ)」

    江戸の町、浅草の裏長屋に住む与兵衛(よへえ)は、年の頃は四十手前、独り身で、毎朝ていねいに髭(ひげ)を整えるのが日課という、ちょいと小粋な男である。町内では「髭の与兵衛」として親しまれ、子どもたちにも慕われていた。そんな彼に、ご隠居が声をかけた。 「与兵衛さん、その髭、どうしてそんなに見事なんで?... 続きをみる

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  • 29.日本おとぎ噺 「初夢長者」

    昔々、貧しいが心優しい男が村に住んでいた。元旦の夜、男は枕の下に七福神の絵を敷いて眠ると、不思議な夢を見た。夢の中で白い着物を着た老人が現れ、「江戸の橋のたもとに行け。そこで運を得る」と告げた。目覚めた男は、その夢をただの寝言とは思わず、さっそく旅の支度を始めた。 男は江戸へ向かい、橋のたもとに立... 続きをみる

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  • 『粋の極み ・笑いの匠たち』10~12

    10.古今亭志ん朝(ここんていしんちょう)「3代目」 生年月日:昭和13年(1938年)3月10日 没年月日:平成13年(2001年)10月1日 享年:64歳 古今亭志ん朝(ここんてい しんちょう)三代目は、昭和・平成を代表する江戸落語の名人で、本名は美濃部強次。父は昭和の大名人・古今亭志ん生。明... 続きをみる

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  • (4.)「私の与太話」「バス旅行」

    久しぶりに家内とパックのバス旅行へ出かけました。行き先は大河ドラマ館と温泉地。パンフレットには歴史ロマンと名湯の文字が並び、出発前から期待はふくらみます。バスの中では「どんな展示だろう」「温泉は広いかな」と話し合い、まるで遠足前の子供のような気分。年を重ねても、旅の前のわくわくは変わらないものでご... 続きをみる

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  • 28.日本おとぎ噺 「うばすて山」

    昔々、ある村に、年老いた人々を捨てなければならぬという悲しい掟がありました。村では口減らしのため、六十を超えた親は山へ捨てられる運命でした。 ある日、素朴な心を持つ一人の青年が、病を抱える年老いた母を背負い、涙ながらに山道を登っていきました。母は道中、「ここを右に曲がると村に戻れる」とか「この木を... 続きをみる

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  • 12.『古典落語』「厩火事(うまやかじ)」

    八五郎の女房・おとよが、最近どうにも様子がおかしい。ふとんを並べても背を向け、口も利かない。八五郎は困り果て、長屋のご隠居に相談に行く。ご隠居は「女というものは火のようなもの」と説き、おとよの心の内を探るよう諭す。そしてこう助言する――「まずは気持ちを確かめてみなされ」と。江戸の裏長屋、ご隠居の知... 続きをみる

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  • 27.日本おとぎ噺 「貧乏神と福の神」

    むかしむかし、ある村に正直者の男が住んでいた。貧しくとも愚痴ひとつ言わず、毎日コツコツ働いて暮らしていた。ある晩、男の家に奇妙な客が現れる。それは「貧乏神」と名乗るやせ細った男だった。 「ここに居候させてくれ」と頼まれた男は、あっさりと了承し、「お前も腹が減っておるのか、まあ食っていけ」と笑って団... 続きをみる

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  • 12.『江戸小咄』「鶉(うずら)」

    江戸の町は春の宵、町角に立つは長屋住まいの八五郎(はちごろう)。日がな一日を無為に過ごし、のんびり鼻をほじっていたところを、向こうからふらりと現れたのは、隣町で評判の物知りご隠居。 「おう八、何をしてる?」 「へい、ちょいと…鼻でもいじっておりました」 江戸の市井に生きる男の、なんと... 続きをみる

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  • 26.日本おとぎ噺 「ききみみ頭巾」

    昔、ある旅の僧が山の中を歩いていると、夕暮れにさしかかり、あたりはすっかり暗くなってしまった。仕方なく森の中で夜を明かすことにした僧は、大きな木の根元に腰を下ろし、風をしのいでいた。すると、木の上から奇妙な声が聞こえてくる。「今日の坊主は太ってるぞ」「今夜はうまそうだな」。その声は、木の上に集まっ... 続きをみる

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  • 11.『古典落語』「一目上がり(ひとめあがり)」

    江戸の長屋裏にある賭場では、博打打ちたちがひしめき合っていた。丁か半か、サイコロの音が夜の静けさに響く。そんな中、ある若者が現れ、最初の勝負で見事に「一目上がり(出目が一で勝ち)」を決める。「こりゃ縁起がいい」と周囲も盛り上がり、彼は次々と勝ちを重ねていく。 若者は日を重ねるごとに勝ち続け、「一目... 続きをみる

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  • ①.「私の与太話」の「レジシステム」

    ニュースを見ておりますと、「消費税を1%にするか0%にするか」で議論が続いております。ところが理由を聞けば、「0%はレジシステムの変更に時間がかかる」とのこと。私は思わず首をかしげました。長年いろいろな機械や仕組みを見てきましたが、税率を1%変えるのと0%にするのとで、そんなに大騒ぎになるものだろ... 続きをみる

  • 25.日本おとぎ噺 「一寸法師」

    昔々、ある老夫婦が「子どもがほしい」と毎日神に祈っていたところ、ついに願いが叶い、指ほどの小さな男の子が生まれた。「一寸法師(いっすんぼうし)」と名づけられたその子は、背は小さいが心は立派。成長してやがて、「都に行って侍になりたい」と願い、お椀の船に針の刀、箸の櫂を持ち、川を下って都を目指す。 や... 続きをみる

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  • 11.『江戸小咄』「蕣(あさがお)」

    ある町の裏店に住む若い娘、およしは、毎朝欠かさず庭に咲く蕣(あさがお)を眺めるのを楽しみにしていた。短命なその花を愛おしみ、夜明けとともに起きては、咲いたばかりの花に声をかけ、水をやっては手を合わせていた。その姿は、近所の者の目にも「風流な娘」と映っていた。 ある日、裏長屋の表に住む職人・新八がふ... 続きをみる

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  • 24.日本おとぎ噺 「わらしべ長者」

    昔、貧しいけれど心のやさしい若者がいた。ある日、観音様にお参りしたところ、「最初に手にしたものを大切に持って歩け」とお告げを受ける。寺を出た彼の手に、たまたま一本の「わらしべ(藁のしべ)」があった。 歩く途中、赤子をあやすために藁のしべを欲しがった女に渡すと、お礼にミカンをもらう。そのミカンは、喉... 続きをみる

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  • 10.『古典落語』「うそつき村(うそつきむら)」

    江戸の町にて、旅の噺好きが耳にしたのは、"嘘しか言わぬ村"があるとの話。その名も「うそつき村」。興味津々、男は早速そこへ向かうこととした。道中、旅籠の亭主や道端の百姓らも口を揃えて「あの村の連中は、嘘しかつかん」と言う。道を進むうち、男の胸は高鳴り、目の前に現れたのは、どこかの... 続きをみる

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  • 23.日本おとぎ噺 「浦島太郎」

    浦島太郎(うらしまたろう)は、心やさしい漁師の青年。ある日、村の浜辺で、子どもたちが一匹の小さな亀をいじめているのを見つけた。「かわいそうに」と浦島は子どもたちをたしなめ、亀を助けて海へ逃がしてやった。穏やかな波の向こうへ泳ぎ去る亀を、浦島は優しい目で見送った。 数日後、海で漁をしている浦島の前に... 続きをみる

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  • 10.『江戸小咄』「馬鹿娘(ばかむすめ)」

    江戸は下町、夕暮れどき。ある商家に、ちょいとばかしとろい娘がおりまして、近所の者は「いい娘だけど、ちとぬけてる」と噂していた。年頃も過ぎたが、見合いの話は来ては立ち消え。親も頭を悩ませていた。 ある日、町内で火事があり、人々は大騒ぎ。娘は「火事だ!火事だ!」と叫びながら、店先にあった大福帳を抱えて... 続きをみる

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  • 22.日本おとぎ噺 「塩ふきうす」

    昔々、あるところに仲の良い兄弟が住んでいました。しかし、あるとき兄は欲深くなり、弟の持ち物を取り上げ、弟を家から追い出してしまいました。弟は何も持たずに、貧しい生活を余儀なくされますが、心の優しい男でした。 ある日、弟は山で困っている老人を助けました。老人はそのお礼に「塩をふき出す不思議なうす」を... 続きをみる

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  • 『粋の極み ・笑いの匠たち』7~9

    7.桂米朝(かつらべいちょう)「3代目」 生年月日:昭和2年(1927年)11月6日 没年月日:平成27年(2015年)3月19日 享年:87歳 桂米朝(かつらべいちょう)3代目は、上方落語を代表する名人で、本名は中川清(なかがわ きよし)。昭和戦後の荒廃期から、上方落語の復興に尽力し、多くの古典... 続きをみる

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  • 3.「私の与太話」「トウモロコシ」

    季節が来た。、初物のトウモロコシをもらった。。私は胸が騒ぐ。妻は「甘みが出るから」と大鍋でゆで始めるが、私は断然“焼き派”だ。学生時代、海辺の海の家を三軒任され、毎日炭火で何百本も焼いていた。潮風の中で醤油の焦げる匂いを嗅ぐと、夏が始まった気がしたものだ。 ところが今住む土... 続きをみる

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  • 21.日本おとぎ噺 「花咲か爺さん」

    むかしむかし、ある村に心優しいおじいさんとおばあさんが住んでいました。ふたりは貧しいながらも仲良く暮らし、周囲の生き物にも分け隔てなく愛情を注いでいました。ある日、一匹の白い犬がやってきて、老夫婦に懐きます。ふたりはこの犬を「シロ」と名づけ、まるで子どものように大切に育てました。 ある日、シロが庭... 続きをみる

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  • 9. 『古典落語』「碁どろ(ごどろ)」

    町内に住む碁好きの隠居が、今日も暇を持て余しつつ、誰か相手が来ないかと待っていた。そこへ現れたのが、見慣れぬ若者。物腰柔らかで、碁も少々打てるというので、さっそく対局が始まる。だがこの若者、素人を装いながらも、じつはかなりの腕前。隠居はまったく歯が立たず、連戦連敗で悔しがる。 それでも勝てぬとなる... 続きをみる

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  • 20.『日本おとぎ噺』 「かぐや姫」

    昔、竹取の翁(おきな)が山で竹を取っていたところ、不思議に光る竹を見つける。切ってみると、なんと中から小さな女の子が現れた。翁は驚きつつも喜び、女の子を連れて帰り、妻とともに育てることに。やがて娘は美しい少女へと成長し、「かぐや姫」と名づけられた。 かぐや姫の美しさは都中に広まり、多くの貴族が求婚... 続きをみる

  • 9.『江戸小咄』「浪人(ろうにん)」①

    時は江戸の町暮れどき、辻々には提灯の灯がゆらめく頃。ある浪人が、世の荒波にもまれつつ、食うや食わずの暮らしをしておった。武士の誇りを胸に抱きながらも、刀を売り、酒に頼り、今や路地裏の長屋暮らし。隣近所も、物静かなその浪人を、どこか気の毒に思いながら、遠巻きに見ていた。 そんな折、長屋の婆さまが風邪... 続きをみる

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  • 19.『日本おとぎ噺』 「雀とキツツキと山鳩」

    昔々、ある山のふもとの森に、雀(すずめ)、キツツキ、**山鳩(やまばと)**の三羽が仲良く暮らしていました。ある日、「どこかに住むのにちょうどいい場所はないかな」と話し合い、三羽はそれぞれ家を建てることにします。 まずキツツキが、「木を叩くのは得意だぞ」と言って、一生懸命木の中をくりぬいて立派な巣... 続きをみる

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