語り継ぐこころ/日本おとぎ噺・江戸小咄・古典落語・笑いの匠たち

日本おとぎ噺・江戸小咄、古典落語・笑いの匠たちのダイジェスト版と挿絵です。たまに、私の与太話が入ります。 文も挿絵もChatGPTが作っています。   よかったら ★nice! をポチット押してね。

2026年5月のブログ記事

  • 『粋の極み ・笑いの匠たち』4~6

    4.桂三木助(かつらみきすけ)「3代目」 生年月日:大正12年(1923年)7月9日 没年月日:昭和58年(1983年)1月14日 享年:59歳 三代目桂三木助(かつら みきすけ)は、東京出身の名人落語家で、江戸落語の正統を継ぐ実力派。初代三木助の孫弟子で、五代目古今亭志ん生に入門、のちに三代目三... 続きをみる

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  • 14.『日本おとぎ噺 』「三年寝太郎」

    むかしむかし、とある村に働かずに三年もの間、寝続けている若者がいた。「寝太郎(ねたろう)」と呼ばれるその男は、毎日ひたすら布団の中でゴロゴロしているだけ。村人たちは「あれじゃ、何の役にも立たん」と呆れ果てていた。働き者の親も心配したが、寝太郎はただニコニコ笑って眠り続けるばかりで、起きる気配すらな... 続きをみる

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  • 6. 『古典落語』「牛ほめ(うしほめ)」

    長屋の若い男が、兄貴分の忠告を受けるところから始まる。「これからは人とのつきあいを大事にせにゃならねぇ。その第一歩が“ほめる”ってぇもんさ」――と、兄貴は語る。ちょうど近所のご隠居が飼ってる立派な牛を見て、「あの牛をうまくほめて、話しかけてみな」と指南する。若者はうなずき、... 続きをみる

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  • 13.『日本おとぎ噺 』「夢を買う」

    むかしむかし、山里に一人の貧しい男が暮らしていました。薪を割って売っては、わずかな銭を得るだけの暮らし。着るものも粗末で、毎日の食事もままなりません。それでも男は明るく、「いつか大きな幸せが訪れる」と信じていました。ある晩、男はふしぎな夢を見ます。夢の中で、立派な屋敷に住み、庭に咲く花を愛でながら... 続きをみる

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  • 6.『江戸小咄』「俄道心」

    ある日、江戸の町に住む熊五郎という男が、長屋の裏手で日向ぼっこをしていた。そこへ通りがかった隠居が、「この世は儚いもんだ」とつぶやいたのがきっかけで、熊五郎の胸に仏道の種が芽生える。 「そうさなァ、俺もそろそろ悟りの道ってやつを考えてみるか」と、俄かに道心を起こした熊五郎は、急に酒も博打もやめると... 続きをみる

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  • 12.『日本おとぎ噺』 「雪女」

    昔むかし、山奥の村に、薪を取って暮らす茂作(もさく)と巳之吉(みのきち)という親子がいた。ある年の冬、二人は山小屋に泊まり、吹雪を避けることになった。夜半、恐ろしいほどの風雪の中、扉が音もなく開き、そこへ真っ白な着物をまとい、青白い顔をした美しい女が現れた。 彼女は茂作の枕元に立ち、吐息ひとつで彼... 続きをみる

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  • 5.『古典落語』「こんにゃく問答(こんにゃくもんどう)」

    ある日、江戸の寺に居候している一人の若い坊主が、街道筋のこんにゃく屋に立ち寄る。商いの合間にちょいと一休みと、坊主と世間話に花が咲くうち、話題は仏教に。「仏とは何か?」とふざけて尋ねたこんにゃく屋に、坊主は気の利いた答えも出せず、赤っ恥。周囲に笑われ、「坊主のくせに問答もできねえとは」と冷やかされ... 続きをみる

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  • 11.『日本おとぎ噺 』「しっぽの釣り」

    むかしむかし、ある冬の日。あたり一面は雪に覆われ、冷たい風が吹きつける季節のこと。お腹を空かせたキツネが、とぼとぼと雪道を歩いていると、向こうからやってきたサルに声をかけられます。 「おい、キツネや。魚が食いたいなら、いい方法があるぞ」 サルはニヤニヤ笑いながら、川の氷に穴をあけて、しっぽを入れて... 続きをみる

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  • 5.『江戸小咄』「鞠」

    春の夕暮れ、長屋の裏手で近所の子どもたちが手鞠(てまり)遊びに興じていた。歌に合わせてぽんぽんと鞠が弾み、笑い声が路地に響く。そこへ通りかかったのは、隣町のご隠居。子どもらの様子を微笑ましく見守るも、ふと一つの鞠が転がって彼の足元へ。 ご隠居、器用にその鞠を手に取り、子どもたちに返すかと思いきや、... 続きをみる

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  • 10.『日本おとぎ噺』 「豆つぶころころ」

    むかしむかし、ある村に、ずぼらで怠け者な嫁が住んでいた。ある日、姑に言われて豆を煮ることになったが、ついウトウトして火加減を忘れてしまい、鍋の中の豆が煮えすぎて、豆つぶたちは勢いよく鍋から飛び出してしまった。「こりゃたまらん!」と豆つぶたちは叫び、ころころと転がって台所から外へと逃げていった。 こ... 続きをみる

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  • 4.『古典落語』「しわい屋(しわいや)」

    昔、江戸の町に「しわい屋(しつこい性格の男)」とあだ名される商人がいた。何事につけても細かく、ケチで、くどい。商売相手を何度も値切り、交渉に時間をかけ、挙げ句には「少しでも得をせねば損」と信じて疑わぬ頑固者。周囲の者は相手をするのも疲れる始末。そんなある日、このしわい屋が、町内の馴染みの植木屋に声... 続きをみる

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  • 9. 『日本おとぎ噺 』「桃太郎」

    むかしむかし、あるところに、仲睦まじく暮らすおじいさんとおばあさんがおりました。おじいさんは山へ柴刈りに、おばあさんは川へ洗濯に出かける、そんな穏やかな日々。ある日、おばあさんが川で洗濯をしていると、「どんぶらこ、どんぶらこ」と流れてくる大きな桃を見つけました。「まあ、なんと大きな桃じゃこと!」と... 続きをみる

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  • 4.『江戸小咄』「煙草入」

    ある日、長屋の男・茂兵衛が、懐から見事な革の煙草入れを取り出した。細工も見事、金具も上等。隣人の徳さんが「おい茂さん、それは粋な一品だねえ」と感心する。茂兵衛、鼻を高くして「ええ、吉原帰りにふと見つけてね、つい衝動買いで」と得意気に語る。 ところがそれを見た熊五郎が、「へぇ、いいもん持ってるじゃね... 続きをみる

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  • 8.『日本おとぎ噺』 「火男」

    昔々、ある村に、火を操る力を持った不思議な男が住んでいました。その男は「火男」と呼ばれ、彼が現れると、どんな寒い日でも周囲が暖かくなり、火を使って村人たちを助けていました。最初はその力をありがたく思っていた村人たちも、次第に火男が自分の思い通りに火を使い始めたことを恐れるようになります。 ある日、... 続きをみる

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  • 『粋の極み ・笑いの匠たち』1~3

    1.桂歌丸(かつらうたまる)「8代目」 生年月日:昭和11年(1936年)8月14日 没年月日:平成30年(2018年)7月2日 享年:81歳 横浜市中区真金町の生まれ。初名は椎名巌(しいな いわお)。幼少より芸に親しみ、昭和26年、五代目古今亭今輔に入門し「古今亭今児」を名乗る。のち、桂米丸門下... 続きをみる

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  • 7.『日本おとぎ噺 』「ぶんぶく茶釜」

    むかしむかし、ある寺に住む和尚さまが、山で傷ついたタヌキを見つけました。和尚さまはそのタヌキを寺に連れて帰り、手当てをしてやります。タヌキはやがて元気になり、恩返しがしたいと強く思いました。 タヌキはある日、寺に古くなった茶釜があるのを見つけ、「自分が化けて芸をすれば、お金が手に入るかもしれぬ」と... 続きをみる

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  • 3.『古典落語』「法華長屋(ほっけながや)」

    江戸の町はずれ、貧しいが気のいい八人の男たちが長屋に暮らしていた。ある日、その中の一人が「法華経(ほけきょう)」の信仰を始め、講(こう)という集まりに通い出す。講では信仰のありがたさを説く一方、参加者には白飯と煮しめが振る舞われるという話に、長屋中の者たちが目を輝かせた。「飯にありつけるなら、拝ん... 続きをみる

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  • 6.『日本おとぎ噺』 「たのきゅう」

    昔々、芸で身を立てる若者「たのきゅう」という旅芸人がおりました。彼は村から村へと旅をしながら、人々に唄や踊りを披露し、食べ物や宿を恵んでもらっていました。顔には笑顔を絶やさず、どこへ行っても人気者でした。 ある日、山道を歩いていると、急に大きな狸が姿を現しました。「お主、芸ができるそうじゃな。わし... 続きをみる

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  • 3.『江戸小咄』「牛と馬」

    ある日、浅草の縁日帰りの道すがら、町人の熊五郎と八公が、厩(うまや)の前を通りかかる。そこには、一頭の牛と、一頭の馬が並んでつながれていた。牛はおっとりとした目で黙って草をはみ、馬はそわそわと足を動かし、鼻息荒く辺りを見渡している。 熊五郎がふと、「おい八、牛と馬、どっちが賢いと思う?」と聞く。八... 続きをみる

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  • 5.『日本おとぎ噺』 「さるかに合戦」

    昔、働き者のカニが道でおにぎりを見つけました。そこへずる賢いサルがやってきて、「柿の種をあげるから交換しよう」と言います。カニは迷った末に交換を承諾。家に帰って種をまくと、やがて芽が出て大きな柿の木に育ちました。 秋になり柿の実がたくさん実りました。木に登れないカニはサルに収穫を頼みます。サルは木... 続きをみる

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  • 2. 『古典落語』「時そば(ときそば)」

    ある冬の夜更け、江戸の町。男が屋台の蕎麦屋に近づき、「そば、ひとつくんな」と声をかける。寒さもあってか、屋台の湯気がありがたく感じられる。蕎麦屋は「へい、いらっしゃい」と応じ、男にそばを出す。男は器用にすすりながら、実にうまそうに食べる。周囲の人間も思わず見とれるほどの食べっぷりだ。 そばを食べ終... 続きをみる

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  • 4.『日本おとぎ噺』 「舌切り雀」

    むかしむかし、心やさしいおじいさんと、意地悪なおばあさんが住んでおりました。 ある日、おじいさんはけがをした小さな雀を見つけ、家へ連れて帰って手当てをしました。雀は日に日に元気になり、ちゅんちゅんと懐いて、まるで家族のようになっていきました。 ところがある日、おじいさんが留守の間に、雀が干してあっ... 続きをみる

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  • 2. 『江戸小咄』「桃太郎」

    ある町内に、子ども好きで評判の長屋の爺(じい)さんがいた。名は八兵衛。日がな一日、近所の子らに昔話を聞かせるのが日課で、とりわけ「桃太郎」の話は大人気。鬼ヶ島へ行くくだりでは、子どもたちも刀を振るまねをして大騒ぎ。「よっ、桃太郎!」なんて声も飛ぶ。八兵衛は得意げに話を続けるが、その内容は少々変わっ... 続きをみる

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  • 3.『日本おとぎ噺 』「八つ化け頭巾」

    むかし、旅好きの若者がおりました。ある日、山道を歩いていると、見知らぬ茶屋がぽつんと立っており、美しい女主人がひとりで切り盛りしていました。若者はふと心を惹かれ、茶を所望します。女主人は静かに笑いながら、「これを被れば、どこでも自由に行けましょう」と、一枚の頭巾を若者に手渡します。それは、姿を隠し... 続きをみる

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  • 1.『古典落語』「寝床(ねどこ)」

    旦那衆の中でも、義太夫好きで知られる呉服屋の旦那。ある日、番頭や手代たちを座敷に呼びつけ、「今晩は義太夫を一席聴かせる」と高らかに宣言する。商売の話かと思いきや、義太夫の披露。だが、使用人たちは気が重い。なにせ旦那の義太夫は、音程は外れ、節回しも乱れ、耳にするのが苦痛なほど。「またあの『寝床』か&... 続きをみる

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  • 2.『日本おとぎ噺 』「笠地蔵」

    昔々、雪深い山里に、心優しいおじいさんとおばあさんが暮らしていました。ふたりはとても貧しく、年の瀬が迫っても正月の準備もままなりません。 ある朝、おじいさんは「少しでも銭に替えられれば」と、家にあった手作りの笠を六つ持って町へ売りに出かけます。 町では誰も笠を買ってくれず、おじいさんはがっかりして... 続きをみる

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  • 1.『江戸小咄』「鹿の子餅」

    ある日のこと、深川あたりに住む商人の男が、久々に江戸の親戚を訪ねることとなった。手土産には名物の「鹿の子餅(かのこもち)」を選ぶ。艶やかでつやつやとしたあずきの粒 が、鹿の子模様に似て見事な仕上がり。男は風呂敷に丁寧に包み、「これは見た目も味も上等、きっと喜ばれるにちがいない」と意気揚々と出かけた... 続きをみる

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  • 1.『日本おとぎ噺 』「こぶとり爺さん」

    むかしむかし、ある山里に、優しく働き者のおじいさんがいました。顔に大きなこぶがありましたが、誰に対してもにこやかで、村人にも慕われていました。ある日、薪を取りに山へ入り、夢中になっているうちに日が暮れてしまい、道に迷ってしまいます。木々のざわめきに囲まれた山中、ひとりたたずむおじいさんは、心細げに... 続きをみる

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  • 0.『話芸の序章』

    江戸の町がにぎわいを増すにつれ、人々の暮らしには笑いが求められるようになった。大名も町人も、長屋の裏でも茶屋の中でも、日常の可笑しみや滑稽な出来事が語られ、それが「小咄(こばなし)」として形を成していった。もとは仲間内での口遊びや座興のひとつ。短く、洒落ていて、オチ(サゲ)でくすっと笑わせる、それ... 続きをみる

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