語り継ぐこころ/日本おとぎ噺・江戸小咄・古典落語・笑いの匠たち

日本おとぎ噺・江戸小咄、古典落語・笑いの匠たちのダイジェスト版と挿絵です。たまに、私の与太話が入ります。 文も挿絵もChatGPTが作っています。   よかったら ★nice! をポチット押してね。

「私の与太話」「コーヒー」

100えんメガネ

このごろテレビで見る「〇〇コーヒー」のコマーシャル、どうも見ていて感心してしまう。うまいこと、ぎりぎりの線を歩いているのである。出てくるのは、たいてい少しぽっちゃりした人。こちらはつい、「これは痩せる話かな」と思ってしまう。ところが、よく見ると、痩せた姿は出てこない。



つまり、体重や脂肪に悩む人へ向けた商品だという雰囲気は十分に出す。しかし「飲めば痩せる」とは言わない。ここが実に上手である。痩せた後の姿を見せれば、見る方は効果を期待する。だが、それをやると広告としては危ないのだろう。だから、期待だけをそっと置いていく。



代わりに出てくる言葉が、「サポート」だの「機能性表示食品」だのである。薬のように痩せさせるとは言わず、食事や運動を見直している人の手助けになるかもしれない、という程度にとどめている。なるほど、これは効能ではなく、逃げ道まで入った宣伝文句なのである。



だから、あのコーヒーは「飲めば痩せる商品」ではなく、「痩せたい人が飲みたくなる商品」なのだと思う。痩せた人を出さないのは、効果がない証明ではない。むしろ、痩せるとは言えない証明である。私も試しに一杯飲んでみた。体重は減らず、財布だけが少し軽くなった。