語り継ぐこころ/日本おとぎ噺・江戸小咄・古典落語・笑いの匠たち

日本おとぎ噺・江戸小咄、古典落語・笑いの匠たちのダイジェスト版と挿絵です。たまに、私の与太話が入ります。 文も挿絵もChatGPTが作っています。   よかったら ★nice! をポチット押してね。

4.『日本おとぎ噺』 「舌切り雀」

100えんメガネ

むかしむかし、心やさしいおじいさんと、意地悪なおばあさんが住んでおりました。
ある日、おじいさんはけがをした小さな雀を見つけ、家へ連れて帰って手当てをしました。雀は日に日に元気になり、ちゅんちゅんと懐いて、まるで家族のようになっていきました。

ところがある日、おじいさんが留守の間に、雀が干してあったノリを食べてしまいました。
それを見たおばあさんは怒って、なんと雀の舌を切ってしまいます。
雀は驚き、泣きながら飛び去ってしまいました。
帰ってきたおじいさんは雀がいなくなったと知り、悲しみに暮れ、雀の宿を探しに山へ入っていきます。

やがておじいさんは、竹林の奥で「雀のお宿」にたどりつきました。
雀たちはおじいさんを喜んで迎え入れ、昔の雀も元気な姿で現れました。
宴が開かれ、楽しいひとときを過ごしたあと、雀は「お土産にどうぞ」と、大小ふたつの葛籠(つづら)を差し出します。
おじいさんは「小さい方で十分」と小さな葛籠を選び、家に持ち帰りました。中には金銀や反物がぎっしり。おばあさんはそれを見て欲に目がくらみます。

次の日、おばあさんは自分も大きな葛籠をもらおうと雀の宿へ行きます。
厚かましく振る舞った末、無理に大きな葛籠を背負って帰る途中、待ちきれず道で開けてしまいます。
すると中からは妖怪や化け物が飛び出してきて、おばあさんは腰を抜かして転げ落ちてしまいました。
その後どうなったかは誰も知りません。
「欲張りは身を滅ぼす」、そんな教訓を残して、話はおしまい。