語り継ぐこころ/日本おとぎ噺・江戸小咄・古典落語・笑いの匠たち

日本おとぎ噺・江戸小咄、古典落語・笑いの匠たちのダイジェスト版と挿絵です。たまに、私の与太話が入ります。 文も挿絵もChatGPTが作っています。   よかったら ★nice! をポチット押してね。

43.日本おとぎ噺 「三枚のお札」

100えんメガネ

ある山寺に、元気で少しやんちゃな小僧さんがいました。ある日、和尚さんから山へキノコ採りを頼まれた小僧は、「山には山姥(やまんば)がいるから気をつけなさい」と忠告されます。念のため、和尚さんは三枚のお札を渡し、「困ったときに唱えれば助けてくれる」と教えます。小僧は「へっちゃら!」と笑いながら山へ向かいました。



山でキノコを探していた小僧は、優しげなおばあさんに出会い、誘われるままに山奥の家へ。ごちそうを振る舞われ、うとうとしたところで、襖のすき間から見たのは――なんと山姥の正体。恐ろしい形相で、大釜を煮立て「小僧を煮て食ってやる」と言っているではありませんか! 小僧は慌てて逃げ出します。



山姥はものすごい速さで追いかけてきます。小僧は和尚からもらったお札を次々と使います。
一枚目を使えば、後ろに大きな川が現れて山姥の進行を妨げます。二枚目は火の海となり、山姥は焦げながらも突っ切ります。三枚目を使うと巨大な岩山が現れ、ついに山姥はこれを越えられず、小僧は寺まで逃げ延びるのです。



小僧は寺にたどり着き、和尚に抱きついて泣きました。和尚は優しく頭をなで、「よくぞ戻った」と褒めます。それ以来、小僧は和尚の言いつけを守るようになり、三枚のお札の話は村々に伝わっていきました。