語り継ぐこころ/日本おとぎ噺・江戸小咄・古典落語・笑いの匠たち

日本おとぎ噺・江戸小咄、古典落語・笑いの匠たちのダイジェスト版と挿絵です。たまに、私の与太話が入ります。 文も挿絵もChatGPTが作っています。   よかったら ★nice! をポチット押してね。

『宮沢賢治・光と風の物語』第十八回「ひかりの素足」第4話 恐ろしい異世界/6話

100えんメガネ

吹雪の中で意識を失った一郎は、気がつくと、雪山とは違う静かな場所に立っていた。赤みを帯びた空の下には枯れ草と細い道が続き、遠くには淡い光が揺れている。一郎は楢夫を捜しながら、ゆっくりと道を進んだ。


道の先には、静かに歩く人々の姿があった。一郎が周囲を見渡すと、その中に楢夫を見つける。兄弟は互いの姿を確かめるように近づき、一郎は弟の肩へそっと手を置いた。楢夫の表情には、兄と再会できた安堵が浮かんだ。



兄弟の前には、見知らぬ石の門と、赤い雲に包まれた広い野原が現れた。どこへ続くのか分からず、一郎は立ち止まる。しかし楢夫の手を取り、離れずに進もうと決める。遠くの光は、二人を導くように静かに輝いていた。



不思議な世界に戸惑いながらも、一郎は楢夫と共にいれば前へ進めると思った。二人が歩き出すと、暗かった道に少しずつ白い光が広がっていく。その光の先に何があるのかは分からないが、兄弟は並んで静かに進み続けた。