語り継ぐこころ/日本おとぎ噺・江戸小咄・古典落語・笑いの匠たち

日本おとぎ噺・江戸小咄、古典落語・笑いの匠たちのダイジェスト版と挿絵です。たまに、私の与太話が入ります。 文も挿絵もChatGPTが作っています。   よかったら ★nice! をポチット押してね。

19.『日本おとぎ噺』 「雀とキツツキと山鳩」

100えんメガネ

昔々、ある山のふもとの森に、雀(すずめ)、キツツキ、**山鳩(やまばと)**の三羽が仲良く暮らしていました。ある日、「どこかに住むのにちょうどいい場所はないかな」と話し合い、三羽はそれぞれ家を建てることにします。

まずキツツキが、「木を叩くのは得意だぞ」と言って、一生懸命木の中をくりぬいて立派な巣を作ります。次に山鳩は「枝と葉であたたかな巣をつくろう」と、ていねいに材料を運び、小さな枝葉を組んで家を作ります。ところが雀だけは、のんびりと歌いながら遊び歩き、家を作ろうとしません。

やがて秋が来て、冷たい風が吹き始めます。キツツキと山鳩はそれぞれの家であたたかく過ごしますが、雀は寒さに震えながら「助けてほしい」と二羽の家を訪ねます。キツツキは「努力しない者は迎えられない」と断り、山鳩も「自分のことで精一杯」と、渋々ことわります。

仕方なく雀は木の枝で丸くなり、一夜を越します。寒くて辛かったけれど、次の日、雀は「やっぱり自分で頑張らなきゃだめだ」と思い直し、遅れながらも巣作りを始めます。やがて冬が来るころには、小さくてもあたたかな家ができました。春になったとき、三羽はまた仲良く集まり、雀は「次はもっと早く始めるよ」と笑いました。