語り継ぐこころ/日本おとぎ噺・江戸小咄・古典落語・笑いの匠たち

日本おとぎ噺・江戸小咄、古典落語・笑いの匠たちのダイジェスト版と挿絵です。たまに、私の与太話が入ります。 文も挿絵もChatGPTが作っています。   よかったら ★nice! をポチット押してね。

「私の与太話」「我が家の小鳥たち」

100えんメガネ

我が家の庭には、朝晩になると小鳥が来る。百均で買った小鳥の餌を小皿に入れて出しておくと、まず現れるのはスズメである。どこで見ているのか、皿を置いた途端に一羽、二羽、三羽と集まり、しまいには四羽も五羽も同じ皿に首を突っ込む。小さな庭が、にわか食堂になる。



そこへムクドリもやって来る。ムクドリは向かいの家の戸袋に巣を作っているらしく、我が家の庭を見回り先のように使っている。スズメの餌皿には目もくれず、土の上や草の間をつついて虫を探す。首をかしげて歩く姿は、まるで「この庭の害虫係は俺だ」と言っているようで、なかなか頼もしい。



春から夏にかけては、ツバメも加わる。このツバメは我が家に巣を作り、子育てまでした馴染みの客である。巣立った子どもたちが庭の洗濯ひもに止まり、親鳥を待っている姿は実にかわいい。たまにハトも来るが、ほかの鳥が怖がるので追い払う。空にはカラスやトンビも舞うが、さすがに庭までは降りてこない。



こうして我が家の庭は、スズメ食堂、ムクドリの出張所、ツバメの保育園を兼ねている。私は餌を出し、水を替え、ハトを追い払い、空のカラスまで見張っている。考えてみれば、年金暮らしの身でありながら、毎日なかなか忙しい。落ち――鳥たちはただ飯だが、こちらは無給の庭番である。