語り継ぐこころ/日本おとぎ噺・江戸小咄・古典落語・笑いの匠たち

日本おとぎ噺・江戸小咄、古典落語・笑いの匠たちのダイジェスト版と挿絵です。たまに、私の与太話が入ります。 文も挿絵もChatGPTが作っています。   よかったら ★nice! をポチット押してね。

83.日本おとぎ噺 「にんじんとごぼうとだいこん」

100えんメガネ

昔々、にんじん、ごぼう、だいこんの三人が、仲良く暮らしておった。ある日、三人で温泉に行くことになり、村の外れにある湯屋へと連れ立って出かけた。ぽかぽかとした湯にみんな大はしゃぎで、体をきれいにしようと、それぞれ体を洗い始めた。



にんじんはおしゃれで几帳面、しっかりと体を洗って、湯にもじっくり浸かった。すると体がぽかぽかして赤くなった。だいこんは肌が白く、ゆっくり湯に浸かって、さっぱりときれいになった。そしてごぼうはというと、「あちぃのは苦手だ」と言って、体をちょっとだけ水で流すと、さっさと湯屋を出てしまった。



三人は湯屋から出たあと、それぞれの姿を見てびっくりした。「おや、にんじんはまっかっか」「だいこんはしろっぽけ」「ごぼうは、きったなーいままじゃないか!」と大笑い。けれども三人とも、「これが自分らしい姿さ」と、気にする様子もなかった。



こうして、にんじんは赤、ごぼうは黒、だいこんは白になったという。それぞれの色には、あのときの温泉の入り方が関係しているという話。今でも台所では、三人が並んで料理に使われながら、仲良く笑い合っているそうな。