語り継ぐこころ/日本おとぎ噺・江戸小咄・古典落語・笑いの匠たち

日本おとぎ噺・江戸小咄、古典落語・笑いの匠たちのダイジェスト版と挿絵です。たまに、私の与太話が入ります。 文も挿絵もChatGPTが作っています。   よかったら ★nice! をポチット押してね。

78.日本おとぎ噺 「そこつ惣兵衛(そこつそうべえ)」

100えんメガネ

昔、ある村に惣兵衛(そうべえ)という男が住んでいた。彼は働き者だが、何をしてもどこか抜けていて、村人たちは「そこつ(=そそっかしい)」と笑っていた。米俵を運べば転び、薪を拾えば水に落ち、常に何かやらかしていたが、本人はいたって陽気で気にしない。



ある日、惣兵衛は「一旗揚げてくる!」と突然言い出し、江戸へ旅立つことに。村人たちは心配しつつも見送った。道中でも惣兵衛のそそっかしさは炸裂し、草鞋(わらじ)を片方なくしたり、弁当を川に落としたりと、トラブル続き。それでも惣兵衛は「こりゃ運がええ!」と前向きだった。



江戸に着いた惣兵衛は、店で奉公するも失敗ばかり。お使いで道に迷い、帳面に墨をこぼし、客に茶をかけてしまう。ついに店主も呆れ、「惣兵衛、もう無理じゃ」と追い出してしまう。しかし、落ち込まず「江戸見物できただけで十分!」と惣兵衛は笑って村へ戻ることにする。



村に戻った惣兵衛は、旅の話を面白おかしく語り、子どもたちに囲まれる。失敗だらけの旅も、惣兵衛にかかれば笑い話。村人たちは「やっぱり惣兵衛は憎めんのう」と、ますます好かれるようになった。そして今日も惣兵衛は、笑顔で何かをやらかしている――