語り継ぐこころ/日本おとぎ噺・江戸小咄・古典落語・笑いの匠たち

日本おとぎ噺・江戸小咄、古典落語・笑いの匠たちのダイジェスト版と挿絵です。たまに、私の与太話が入ります。 文も挿絵もChatGPTが作っています。   よかったら ★nice! をポチット押してね。

「私の与太話」「車線」

100えんメガネ

私は車を運転していて、どうにも気になることがあります。やたらと道路の左端をなぞるように走る車です。昔の「キープレフト」の名残かもしれませんが、今は中央車線があります。車線の中央を走れば安全なのに、左からの自転車や飛び出しが心配にならないのだろうかと、つい考えてしまいます。

ある日も前の車がずっと左寄り。しかも速度は控えめです。私は車間距離を保ちながら後ろを走り、「そんなに左へ寄らなくても…」と思っていました。道路は十分広く、車線の中央を走ったほうが周囲も見やすそうに思えました。

さらに交差点へ近づくと、その車は右折するのに、なぜか左へ大きく寄りました。大型トラックならともかく普通乗用車です。後ろには車が何台も連なり、右折待ちで流れが止まります。「少し気を遣えば、左側が空いてみんなもっとスムーズに進めるのになあ」と私はため息をつきました。

信号を抜けてようやく流れ出した頃、家内がぽつりと言いました。

「あなたも運転中、前の車の動きばかり気にしてるわね」

私はハッとして答えました。

「なるほど……私も車線の中央は走れても、気持ちはいつも他人の車線にはみ出していたようです。」