『粋の極み ・笑いの匠たち』28~30
28.春風亭柳朝(しゅんぷうてい りゅうちょう) 「5代目」
生年月日昭和9年(1934 年)4月2日
没年月日平成10年(1998年)9月22日
享年:65歳

5代目・春風亭柳朝(しゅんぷうてい りゅうちょう)は、昭和・平成期に活躍した落語家で、江戸前の歯切れよい語り口と品のある佇まいで知られました。昭和9年、東京生まれ。本名・大野誠一。春風亭柳昇に入門し、初代・柳昇の系譜を継ぐ名跡を5代目として襲名。古典落語を中心に、誠実で細やかな演出に定評があり、「芝浜」「文七元結」「芝居風呂」など人情噺を得意としました。また、NHKや寄席でもお馴染みの存在として、多くの弟子を育てました。洒脱な人柄と高座での誠実さは、多くの落語ファンの記憶に今も残る名人の一人です。
29.春風亭柳昇(しゅんぷうてい ・りゅうしょう)
生年月日大正9年(1920 年)10月18日
没年月日平成15年(2003年)6月16日
享年:82歳

春風亭 柳昇(しゅんぷうてい りゅうしょう)は、昭和から平成にかけて活躍した落語家で、新作落語の第一人者として知られています。本名は秋本 安雄(あきもと やすお) 、戦後の混乱期に落語界に入り、古典落語だけでなく、新作落語の創作にも力を注ぎました。彼の新作落語は、日常生活の些細な出来事をユーモラスに描き出し、多くの人々に親しまれました。代表作には『カラオケ病院』『結婚式風景』『与太郎戦記』などがあります。また、落語芸術協会の副会長や理事長を務め、後進の育成にも尽力しました。彼の弟子には、春風亭昇太などがいます。柳昇の功績は、落語界において今なお高く評価されています。
30.春風亭昇太(しゅんぷうてい・しょうた)
生年月日昭和34年(1959年)12月9日
没年月日 ご存命
本日2026年7月26日現在 :66歳

春風亭昇太(しゅんぷうてい・しょうた)は、静岡県出身の落語家で、落語芸術協会会長も務めた実力派。1982年に春風亭柳昇に入門、独特のテンポと明るさを活かした新作落語で頭角を現した。テレビ番組『笑点』では長らく大喜利メンバーとして人気を集め、2016年には6代目司会者に就任。高座では古典もこなしつつ、現代的な感覚を盛り込んだ語り口で若い世代にもファンを持つ。笑いの中に人間味を滲ませる演目には定評があり、メディア出演も多く、落語の普及に大きく貢献している。明るく飄々としたキャラクターで親しまれ、令和の落語界を支える一人として活躍中。
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