語り継ぐこころ/日本おとぎ噺・江戸小咄・古典落語・笑いの匠たち

日本おとぎ噺・江戸小咄、古典落語・笑いの匠たちのダイジェスト版と挿絵です。たまに、私の与太話が入ります。 文も挿絵もChatGPTが作っています。   よかったら ★nice! をポチット押してね。

「私の与太話」「給食費」

100えんメガネ

変わった話を聞いた。小学校の給食で「いただきます」「ごちそうさま」はおかしいと言う保護者がいるそうだ。「お金を払っているのに、なぜ礼を言うのか」という理屈らしい。なるほど、財布の中だけ見ればそう見えるのかもしれない。



けれど給食は、親の給食費だけでできているわけではない。公金も入り、調理員さん、配達の人、農家、漁師、酪農家、たくさんの手を通って届く。では、その人たちには「払ったから当然」と言って済ませるのだろうか。



それに、食べ物はもともと命である。米も野菜も魚も肉も、みな命を分けてくれている。だから昔から「いただきます」と言う。私は食堂の会計でも、財布を出しながら「ごちそうさま」と言う。金は払っても、感謝は別勘定だ。



子どものうちから、命や人の働きに手を合わせる心を持たせたい。礼を言う子は、食べ物を粗末にしにくい。お金を払えば礼はいらないと言うなら、家庭のしつけも領収書制にしたらよい。

――親への感謝だけ、未払いです。