『粋の極み ・笑いの匠たち』64~66
64.桂竹丸
生年月日 昭和32年 (1957年 )3月26日
没年月日 ご存命
2026年10月18日現在 :69歳

桂竹丸(本名:徳永良治/とくなが りょうじ、昭和32年3月26日生まれ)は、鹿児島県鹿屋市出身の落語家で、落語芸術協会の理事を務めています。駒澤大学在学中に日本テレビ「お笑いスター誕生!!」で銀賞を獲得し、その後、四代目桂米丸師匠に師事し1981年に入門、1993年真打ちに昇進しました。特に新作落語では、戦国武将や西郷隆盛、鳥濱トメなど鹿児島ゆかりの歴史人物を題材にした作品を多数発表し、晩年を語り継ぐ講演落語のパイオニアとしても知られます。「ホタルの母」や最新の「特攻せず」など、命の重みを伝える作品で高い評価を受け、文化庁芸術祭優秀賞やNHK新人演芸大賞など多くの受賞歴も誇ります。また日本舞踊・若柳流の名取りとして歌舞伎座出演など芸に幅があり、ラジオパーソナリティとしても活躍中です。現在も精力的に平和を願う落語と講演活動を続けています。
65.三遊亭兼好
生年月日 昭和45年 (1970年 )1月11日
没年月日 ご存命
2026年10月18日現在:56歳

三遊亭兼好(本名:佐藤健司)は、1970年1月11日、福島県会津若松市生まれ。二松學舍大学で国文学を学んだ後、サラリーマンなどを経験。28歳で三遊亭好楽に入門し、前座名「好作」、二ツ目で「好二郎」、2008年真打昇進後に「兼好」を襲名しました 。明るく温かい芸風で幅広い客層に支持され、2008年林家彦六賞や2010・11年花形演芸大賞金賞、2014年彩の国落語大賞など多くの賞を受賞 。また、ユニークなイラストセンスでCDブックレットや公演配信などに絵を添え、笑点派からも注目される存在です。古典落語を土台に、自らのマクラ(前座トーク)で聴衆を楽しませる巧みな話芸は、時代を超えて笑いと安らぎを届けています 。
66.瀧川鯉昇(たきがわ・りしょう)
生年月日 昭和28年 (1953年 )2月11日
没年月日 ご存命
2026年10月18日現在:73歳

瀧川鯉昇(たきがわ・りしょう、本名:山下秀雄)は、静岡県浜松市出身の落語家です。1975年に八代目春風亭小柳枝に入門し、前座名は柳若。その後、1980年に春風亭愛橋、1990年に真打として春風亭鯉昇、2005年に現在の「瀧川鯉昇」と改名しました。NHK新人落語コンクール最優秀賞や文化庁芸術祭優秀賞など数々の賞を受け、精緻な「マクラ(導入)」で独特の世界観を披露。出囃子「鯉つかみ」とともに高座に登場する様子は、瞬時に観客を惹きつけます。明治大学出身で、現在は落語芸術協会の理事を務めており、浜松市やらまいか大使として地元文化の振興にも尽力しています。彼の芸は、古典の精緻な語りとがらりと変わる間合いで、落語界でも屈指の味わい深さを持つと評価されています。